むかしむかしある所に、おじいさんとおばあさんがいました
むかしと言っても、今から20数年前、昭和も終わりに近づいていた頃の事です
ふたりは、地方都市のさらに端、いささか恥に塗れたような、小さな村に住んでいました
自給自足で暮らしていたふたりは、朝、おばあさんは川で洗濯、おじいさんは山で猪を取りに行くのを日課としていました
猪はふたりにとって、貴重な肉、そう、MEATだったのです
ある朝、おじいさんはいつものように猟銃にDANGAN(弾丸)を混めていました
そして、山を歩いていた時の事です
おじいさんは、大きな杉の木の影に、動くもの確認したのです
おじいさんは手慣れたように標準を合わせ、素早く引き金を引きました
ドーン
一発で仕留めた事を確信したおじいさんは、獲物に近づいてみました
おじいさんは、木の影にうずくまる生きものを見て、驚愕しました
なんとそれは、天狗だったのです
天狗は、息も絶え絶えな様子で、うずくまったままもがいていました
おじいさんは、天狗を覗き込みながら、話し掛けました
「だっ、大丈夫ですか?」
天狗は、途切れそうな声で答えました
「え、ARBの再発を前に無念‥‥」
天狗は静かに息を引き取ったのでした
めでたしめでたし
END
そうなんです、ARB再発デス!!
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